三重県上野市における例では、希少種であるカワバタモロコがブルーギル、オオクチバスの生息が認められないため池のみで生息が確認されている。また外来種が多く確認された池には、明らかに小型コイ科魚類が明らかに少ないというデータもある。この三重県上野市の具体例では、30尾以上オオクチバス、ブルーギルが採取される池では他種が減少し、60尾以上小型コイ科魚類が採取される池ではオオクチバス、ブルーギルが0尾であった。(森、2002)また、小型コイ科魚類、エビ類などを捕食し絶滅又は個体数が極端に少なくなると水生昆虫やトンボなどを捕食することも確認されている(苅部、2003)。ヒミズUrotrichus talpoidesなどの小型哺乳類が捕食されることも確認されている(中野、西原 2005)。つまり、オオクチバスの食性に関しては魚類、エビ類、水生昆虫や昆虫、哺乳類までも捕食する。オオクチバスが希少在来種の生息する閉鎖的な水系に導入されれば、希少在来種の絶滅または、極端な個体数の減少が予想される。